・配牌。それは天から与えられた赤子の姿。自分で自分を創造することはできない。
・ツモ。それは人との出会い。縁である。
・何切る。それは自分自身で何が必要で何が不要かを見極め、断捨離すること。
・役。それは目標。ある目標に向かう途中、別の目標に岐路が生じることもある。
朝令暮改もあるだろう。言い方を換えると「臨機応変」なのだ。
目標は大きくても小さくても構わない。
その時必要な目標で良いのであり、常に役満を目指す必要は無い。
・リーチ。それは目標はこれだと定め、勇気を振り絞るベンチャー精神。リーチをしなければ、裏ドラを得ることはできない。
・あがり。それは目標に対する結果である。
リーチをかけると後戻りはできないが、失敗したって、また次の局で一から出直せる。
対局終了時に後で振り返ると、常に一着を目指さなくても良かったと気付く。
常に二着続きであっても、途中に三着四着があっても、プラスで終えることもある。
たとえビリっけつであっても、死ぬわけではない。
反省はしても、自分が選択し、歩んできた道のりだ。後悔はしない。
そう、人生とは、麻雀と同じである。
人は生まれ持って、サイは投げられているのだ。
それともう一つ絶対的な事がある。
それは、一人では卓を囲めないということ。
そう、仲間たち。
あぁ、麻雀やりたい。