コンビニの横で
ホームレスのおじさんがゴミ箱の空き缶を漁り
一缶一缶に残された水滴を飲んでいた
だったら公園や公衆トイレにでも行けばいくらでも無料で水飲めるじゃんと思った
それはゴミなんだから感染の恐れだってあるのに・・・
一瞬 公園に辿り着くまでの間に喉が最大限に渇き 今にも倒れる寸前の状態なのか?とも思ったけど
そこはコンビニなんだからコンビニ入ってトイレ借りて水飲めばいいじゃんと思った
いくらでも水が飲める場所があるからこの国は恵まれている
そしてホームレスのおじさんがゴミ箱を漁って飲んでいた缶
その缶 まだ少し残っているのに捨ててしまうのも恵まれに甘えている証拠だ
捨てる人は全部飲みきってから捨てればいい
ホームレスのおじさんは公園の水を飲めばいい
甘えられる環境にいれば甘えてしまうのが人間の性なのか・・・
さて 甘えの境界線ってあるのか? どこからが甘えなのか?
どこが境界だ? 道徳か? 倫理か? 大人と子供の違いは?
そんなこと考えるんだったらまずはこう考えよう
世界には 水が無くて泥水を飲んでいる子供達がいる
必死で生きている
そういう人たちがいるってことを
僕達は一瞬たりとも忘れたりしてはいけない