三宿のお客様に、
東京大空襲直後の三宿の街を写した貴重な写真を見せて戴きました。
いま目にしている街の光景が嘘のように、
一面が焼け野原。
嘘みたいに、焼け野原でした。
借地の話に切り替わりますが、
このように焼け野原になった際、
たくさん土地を所有している地主様は、
住む家が無くなって生活に困った人たちに対し、
安い地代(賃料)で土地を貸しました。
その当時の貨幣価値に近い水準の地代(賃料)のまま現在に至っており、
地主様は地代(賃料)を現代の貨幣価値に見合った水準に値上げしたいのに、
借地人様は「地代(賃料)を上げろだなんて強欲な地主だ!」
などと言わんばかりに値上げを拒否して永遠に借り続ける。
それが旧法借地権の現実です。