新渡戸稲造著 "武士道" から引用します。
「ディル教授はその著『西帝国最後の世紀におけるローマ社会』において、ローマ帝国衰亡の一原因は、貴族の商業に従事するを許し、その結果として少数元老の家族による富と権力の独占が生じたことにあると論じて、吾人の記憶を新たにするところがあった。」
—『武士道 (岩波文庫)』新渡戸 稲造, 矢内原 忠雄著
滅亡の原因を知ること。
それは歴史の勉強をする目的の一つであります。
さて、この引用文を読んだ上での提言です。
現代の我が日本国はどうなのでしょうか。