不動産投資で騙された!
という相談を受けると不動産コンサルタントの自分としてはとても悲しい気分になる。
それは“投資”とは言えず、ただの“消費”だよってことはよくあること。
まず、騙す者が一番悪い。
それは大前提として揺るぎませんが、
護身術が備わっている人は怪しい投資話から自己防衛できる。
よく「いや自分は人を疑いたくないんで」ってゆう人いるけど、
それは勘違い。
他人の言ってることを鵜呑みに信じるなってのは、
疑ってかかれって話しじゃない。
疑うんじゃなくて、
いくらその人が有識者であったとしてもその人が言ってる情報が正しいことなのか自分で調べて裏を取れって話なんです。
有識者の具体例としては税務のシーンでよくありがちなのですが、
「税理士さんがそう言ったから」という人もいます。
その税理士さんのことをどんなに信用していたとしても、頼りっぱなしや任せっきりにせず、別の税理士さんや税務署や有識者やGoogleや税金の本や経験者などに自分で聞いて自分で検証し、その税理士さんが言ってることが正しい情報なのか自分の頭を使って自分で判断すること。
これが護身術です。
そうしないと、万が一間違いがあった場合、あなたが信用している税理士さんをあなた自身が恨む事態になってしまいます。
いやいや信用した自分が悪いんだからと気持ちの整理がついて恨むことはしなかったとしても、経済的な損失から逃れることはできません。
(契約書の文字が小さくてよく読まないで契約したとかは論外です)
裏を取らずに鵜呑みで信用してしまうと、
それはもう言いなりですから、
簡単に騙されるし、
簡単に洗脳されてしまいます。
自分の頭を使って自分で裏をとった上で自分で決断するんです。
もし、「いや、裏を取るなんて面倒くさいし、自分は投資の知識や経験がないから、不動産投資営業マンが言ってることを信じるんだ」と思う人がいたら、そのような人は投資なんてやめておいた方がいい。
誰かに(依存して)頼りっぱなしで投資をすると、その誰かを恨むことになりかねます。
株式投資や暗号資産投資もそうです。
「誰々が買ってる銘柄だから私も買おう」
といった感じで何も考えずただただ猿真似買いして投資に手を出すと、
概ね失敗すると思います。
その理由は、
「買いの銘柄選択は猿真似できても、売るタイミングは猿真似できない」からです。
その理由は、
「なぜその銘柄を買うのかその理由や目的を自分自身が理解して(心の)判断軸を持っていないと、いつ売れば良いのかわからない」からです。
判断軸を持っているから「売るべき」か「ホールドすべき」か「買い増しすべき」かを判断することができますし、軸を持ってるからこそ野生の感が働くってこともあるかと思います。
軸を持っていない場合はそれらの判断ができず、気づいた時には時すでに遅し、誰々はとっくに売って利益確定(もしくは損切り売り)していて、自分は大失敗ということも。
もちろんその逆もあるしビギナーズラックだって間違いなくありますが、相場の世界は甘くありません。
猿真似買いは概ね失敗すると思います。
そして猿真似買いして失敗する人が決まって言うセリフが2つあります。
「あいつに騙された」
「投資なんてもう懲り懲り。君も投資なんてやめておいた方がいいよ」
だからこそ抑えておきたい結論、
「自分の頭で考えて投資できない人は悲惨な結果が待っているので投資はやらない方がいい。投資は自己責任で。」
不動産投資も株式投資も情報収集は匿名性のあるTwitterが一番いいと思っています。
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そうすると、あなたが今まで知らなかった世界が見えてきます。霧が晴れるように、何に注意すべきか、なんとなくわかってきます。つまり護身術の構えが身についてきます。
以上、投資は自己責任で!