僕の仕事は不動産の仲介
事実を告知したくなくともしなければならない世界
全ての事実を受け入れなければお話にならない
全ての事実を受け入れる
事実を拒否してしまう要因は欲望だ
欲望のままに走っていては
お客様に不利益を与えることに繋がる
お客様の希望条件があまりにも相場とかけ離れている場合
「いい営業マン」はそれでも見つかるまで時間を掛けて探し続けるだろう
絵に描いた餅を食べに行く
それは事実からどんどん遠ざかっているのと等しいと思う
お客様と同じ目線で営業マンも走ってしまったら
その営業マンがいる意味が無いと思う
お客様の欲望に営業マンも染まってしまっては意味が無い
専門的知識と経験と相場感をもってしてその営業マンがいる意味があるのに
それを使わなければいないのに等しい
コンサルティングというのはまず事実を受け入れなければ始まらない
事実を受け入れそしてそれを伝え
その顧客その顧客に見合ったコンサルティングを行うのが
「できる営業マン」の仕事ではなかろうか
時には残酷な告知をしなければならない時もある
それによってお客様に嫌われてしまっても
結果そのお客様が不利益を被らなければ
それはそれでいい仕事をしたことに値すると思う
会社や企業というものは
自分達の為や株主の為に存在するといった
いわゆるマネーゲームをする為にあるものではなく
社会に貢献する為に存在すべきものであると思っている
全ては事実を受け入れることから始まる