朝は店の前の雪かきから始まり
予定通りの終日デスクワーク
しかしながらここは「店舗」
アイデアや閃きが勝負の仕事をしているから
パソコンを目の前に作業に集中したいのだけど
当然ながら店の電話はひっきりなしに鳴り
頻繁に突然の来訪もある
お茶を出したりもする
ただ道を尋ねに来るかたもいる
その電話や来訪が「幸せの提供」の種になるので
適当にあしらえないし 有難いことなんだ
その都度のハプニングから生じる社員からの相談や 書類のチエックもしなければならない
パソコンやプリンタなどが調子悪くなったら直したりする
集中したいのにどんどん話しかけてくる
しかしそれは僕の立場上当たり前のことである
そしてそんな立場にありながらも雑務から何から何まで自分で行う
メインテーマは膨大な資料作成に取り組んでいる僕の姿だが
今日の僕の行動にフォーカスされた9時〜23時の
編集無しドキュメンタリー番組があったら
飽きずに見れてちょっと面白いんじゃないかと思う
僕は自分の立場がありながらも
掃除をやらなかったり 鞄を持たせたり コーヒーを注いでもらったり 運転してもらったり
車を洗車してもらったり 何か買ってきてもらったり
というのがあまり好きではない
自分のことは自分でやるのが当たり前だと思っているし
あまり偉ぶりたくない気持ちが有る
しかしながら
僕にはコピーロボットがいるわけでもない
僕は僕という一人しかいない
少しはまわりに頼ってもいいかも知れない
僕という人間の生産性をより高めるためにまわりに頼ってもいいのかも知れない
偉ぶりたくない気持ちが有りながらも
都心の高層オフィスで個室に閉じこもり
自分の好きな雑貨を置いて良い机良い椅子に座り美しくて有能な秘書を携える
なんてことに少し憧れてしまう 今日この頃