Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

憐れみ

とても久しぶりに他人から怒鳴られた


物凄い剣幕で高圧的に一方的にガミガミと電話越しに怒鳴られた


私は 何も悪いことをしていないのにだ・・・


その建売業者の社長は


推測のまま物事を捉え 自分勝手に誤解したまま 私を一方的に怒鳴りつけてくる


何故か頭に血が上っているいるようで


私が話そうとすると高圧的に遮ってくる


話があるから電話をしてきたハズなのに 私が話そうとすると遮る


何をしたいのか良く分からない ただ怒鳴り散らしたいだけなのか・・・


この頭に血が上って怒鳴っているおじさんは 


私が事実を語れば 私が何も悪くないとういことが分かり かなり恥ずかしい思いをするはずなのだ


だって私は 何も悪いことをしていないのだから


しかし私が話そうとすると 全部言い訳に過ぎないから何もしゃべるなと言ってくる


だから私がしゃべるのをやめると


怒鳴りながらいろいろと質問をぶつけてくる


そして私がしゃべると上げ足をとるなとまた怒鳴り またしゃべるなと言ってくる


私は事実を伝えるだけに過ぎないのだから 上げ足なんかとる必要もない


一つでも私に非があればよかったのだが


探しても一つも非はない


客観的に誰がどう見ても私に「一つ」も非が無いのだ


私も私で どんなに怒鳴られようが 私は間違ったことをしていないので


いつものようなドライな感じで振る舞ってしまったのが 


一つもひるまないそのスタンスで更に相手に火を付けてしまったのか・・・




ここで私も怒ってしまってマシンガントークをしたら


単なる子供の喧嘩になってしまう


相手が子供おじさんなのだから 同じ土俵で喧嘩してしまったら 私も子供になってしまう




と 怒鳴られながら冷静に自分を見つめていると 


怒鳴っているおじさんに 憐れみを感じてしまった




電話が終わった後


少々胸くそが悪かった


あぁ こういう子供みたいなおじさんも世の中いるもんだなぁ と思い


勉強になったな と片付けた



少々時間が経ち


さっきの電話を振り返ると また胸くそが悪くなってきた


なんであのおじさんにこんなこと言われないといけないんだ


なんで何も確認せずに私を悪者にしているんだ


なんで一方的に怒鳴り散らす振る舞いしかできないのか


なんで人の話を聞こうとしないのか


自分の心に「怒りの念」がふつふつと湧いてきたその時



ブッダのある言葉が頭をかすめた




「他人の過失を見るなかれ 他人のしたこととしなかったことを見るな
 ただ自分のしたこととしなかったことを見よ」




すぅーっと心が穏やかになった