Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

「不」

業務上のミスはなく順調に進んだとしても


取り引きする度に あそこでこう言えば良かったとか


毎回少なからず反省点が浮かんでくる


不動産という商売は


年数よりも経験数がものを言う




物件調査のミスや契約内容ミスといった業務上のミスではなく


ご契約時の自分の振る舞いや 対お客様との会話のやりとり に対する反省です


要するに お客様の「不安」を取り除く ことに対しての反省です


今回の取引も 「不安」に対して数点の反省点がありました


お客様は不安を抱えていて当たり前なのです 特に不動産ですから




僕はこんなにお客様のことを思って取り組んでいるのに どうして信用してくれないのだろう?


と嘆いているようでは甘いのです


信用は 自分で掴み取るものなのです


お客様がなかなか信用してくれないのは 自分のせいなのです


会社の看板のせいとかではありません 自分のせいなのです


だから 嘆く前に反省するのです


全ては 「心配り」 です


いくら不動産知識が豊富であっても


「心配り」に欠けている不動産営業マンは お客様からしたら頼りないのです


この「心配り」こそ 多数の人間関係経験及び不動産取引経験が必要なのです


不動産の「不」は不安の「不」と言ってもいいくらい  不動産に不安はつきものです


常に「不」を探す 世の中の「不」を探す


何が「不」かが分からなければ その「不」を解消することはできない


お客様が「不」を感じる前に こちらがその「不」に気付かなければならない


真のプロフェッショナルとは 「不」に気付く人のことをそう呼ぶのだ