KO なのか TKO なのか。。。
マットに沈められ
仰向けで青い空を眺める
雲の流れは速い
同じ形の雲は無い
太陽は眩しすぎて見えず 近いようで果てしなく遠い
トンボが僕の額にとまり 羽がフィルターになって太陽の輪郭があらわになる
しかしこの手で太陽を掴むことはできない
やがて日が暮れて
空が闇に覆われる
闇に包まれた僕の頭上には ひときわ月が輝き 小さな星たちが瞬く
そしてひと眠りすれば
朝日は昇る
半分だけ顔を出し オレンジ色に輝きながらもハッキリと目に映る朝の太陽は
この手で掴める気がする
太陽に向かって走る
今日という日が終われば過去になる
地球が回っている限り
何度でも 明日はやってくる