ユダヤ人って、偉業を為した人物が多かったり、商売上手だったりと、
なんだか凄いな、カッコいいな、なんて思っています。
そんな思いからユダヤ教に興味があり、
旧約聖書もさることながら、
「タルムード」に興味を惹かれ、
「ユダヤ5000年の教え」を読みました。
ユダヤ5000年の教え―世界の富を動かすユダヤ人の原点を格言で学ぶ
- 作者: マービントケイヤー,Marvin Tokayer,加瀬英明
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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格言集で読みやすく、
私の心に響くものばかりでした。
例えばその一部ですが、
◇何が善であるかを知っているだけでは、何にもならない。善行をせよ。
◇何も選択しないということは、一つを選んだことになる。
◇あなたがもっている物を、それを必要としている人に売るのはビジネスではない。あなたが ”もっていない物” を、それを ”必要としない人に売る” のがビジネスである。
◇金銭は ”機会” を提供する。
◇金銭は呪いでも、悪でもない。 ”人間を祝福する” ものだ。
◇どちらかといえば、金を稼ぐのは、やさしい。 ”使いかたが難しい” のだ。
◇金持ちになる方法は一つある。明日やる仕事を今日やり、今日食べるものを明日食べること。
◇お金ですべてのものが買える。が、一つだけ買えないものがある。それは常識である。
◇動物は同じ種類の動物とだけ生活する。オオカミが羊と交わることはなく、ハイエナと犬が交わることがあるだろうか。金持ちと貧乏人も、それと同じである。
◇借りるとき笑うな。もし笑えば返すとき泣くだろう。
◇借金を返さない者は、盗みを犯すのと同じである。
◇他人を幸福にするのは、香水をふりかけるようなものだ。ふりかけるときに、”自分にも数滴はかかる”
◇人類を愛することは簡単であるが、人間を愛することは難しい。
◇子どもは自分が一番重要だと思っている。成長しない大人もまたそう思っている。
◇どのような賢人でも、弟子の意見を聞かない者は、新しい進歩をもたらすことができない。
◇人間が変えようとしても変えられないものが一つある。それは自分の両親である。
◇口よりも、”耳” を高い地位につけよ。
◇嘘を口にしてはならない。しかし、"真実のなかにも口にしてはならぬもの" がある。
◇一つの例をあげることは、一つの例をあげたにしか過ぎない。
◇雄弁な沈黙もあり得る。
◇初婚は天によって結ばれる。再婚は人間によって結ばれる。
◇美人は見るものであって、結婚するものではない。
◇男を老けさせるものに四つある。不安、怒り、子ども、悪妻。
◇女を計るのに三つの物差しがある。料理、服装、夫。この三つは彼女がつくるものである。
◇他人から百万言を費やして中傷されるよりも、友人のたった一つの心ない言葉によって、人は大きく傷つく。
◇自分を笑える者は、他人に笑われない。
◇悪い友人はあなたの収入を数えても、あなたの経費を数えようとしない。
といったような、心にグッと響く格言ばかりです。
この本はオフィスのデスクに常に置いておき、
毎朝、適当にページを開き、そして読み、
私の心に沁み込ませていきたいと、思っております。