境界標(遠景)
境界標(近景)
雨の中、官民立会は何の異議も無く、無事に完了しました。
※官民立会とは、民地の所有者と役所の人と、道路挟んで反対側の民地の人
が現地に集まり、民地と道路(公道)との境界線を確定させる測量作業です。
この作業をすることによって、道路の幅(幅員)が確定されます。
1ミリでもずれると、道路の幅や民地の面積も異なってくるので、
とても神経を使う作業なのです。
例えば、公道に接する間口が10mあって、公道と民地の境界線が、
民地側に1センチ(=0.01m)喰い込んでしまった場合、民地の面積は単純に
10m ✕ 0.01m = 0.1平米 少なくなりますでしょ?
0.1平米は坪換算しますと0.03坪になります。
これが仮に銀座の土地としましょう。銀座の土地相場は一坪当たり1億円です。
0.03坪 ✕ 1億円 = 300万円也。
どうですか?境界標がたった1センチでもズレ込むと、
300万円も価値が下がるのです。怖いでしょ?
ですから測量の立会というのは、互いの欲望と欲望がぶつかりあってしまう為、
とても神経を使う作業なのです。ですから、何の異議も無く無事に終えると、
ほっとするのです笑
ご参考までに2枚目の境界標近景(シルバーの頭が十字に切られてる鋲)の写真を
ご覧下さい。
普通、朱線で示すようにL字溝の際が道路との境なのですが、
ここの場合、青線で示すようにL字溝の際から道路側に少し飛び出してますでしょ?
これはつまり民地の人はラッキー! 民地の面積が増えるということなのです!!!
そして明日の天気はというと、、、
なんと!
ゴルフできそうじゃないですか!
さすが晴れ男!