最近話題の本。
まずは「住友銀行秘史」。
作者の「俺が俺が感」が少し気になったが、
戦後最大の不正経理事件と言われるイトマン事件の全体感を掴むことができた。
古き良き? バブル期の経済実態は、とても興味深い。
僕はまだ中学生だった時代だ。
続いて、「野村證券第2事業法人部」。
作者の営業マン時代の話は、
「できる営業マンの姿はこういうものだ。仕事ができる人って、こういう人だ。」
と、改めて諭してくれた。
営業の極意や心得などの栄養も吸収できるので、
まさにこの時期の社会人一年生こそ読むべき本だ。
これまたバブル期の証券業界の様子がリアルに描かれているので、
かなり興味深い本だった。
オリンパスの巨額粉飾決算事件の全体感もなんとなく知ることができた。
とにかく一つ言えることは、
証券業界は、不動産業界よりも恐ろしいということだ笑