Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

循環

現在 日本国内における65歳以上の個人資産合計は約700兆円あるそうです





過去に取引させて戴いた税理士の先生と2年ぶりに会う機会が有り


2時間余り対談してきました


対談といっても僕はほとんど話しを吸収しているだけですが・・・




僕が想像もつかなかった新しいスタイルの不動産売買があることを教えて戴きました


単純な所有権売買でもなく証券でも受益権でもない


多分普通に不動産仲介やってる人間はこのスタイルは知らないと思います




今年に大幅に変わるであろう相続税


その趣旨は同族会社等の企業の存続


ドイツには法人に対しての100年ローンがあるそうです


その融資が日本にもあった場合にどんなことが起きるか僕は頭が悪いので解りません


ただ日本では常識外のことが海外には存在するということがワクワクさせます


車に関しても5年ではなく10年という見方をしても良いのでは・・・


5年で壊れる車ってそんなに無いじゃないですか




とにかくいまこの世界的不況のなか


まずは従来の凝り固まった常識や考え方をいったん壊すことが必要だと先生は言ってます


壊した後にさてどうしていくか・・・


これを追求していく事が世界的にも僕的にも必要なことです




政治でも経営でも子育てでも


「考え」「行動」が必要ですが


それと同等に「余裕(ゆとり)」がないとです


トップが忙しすぎては良い「考え」も「行動」もできない




今日の先生の話のなかで一番印象に残ったのは


「自分の利益は他人の利益」という言葉です


スタートは「自利」からなのか「他利」からなのか・・・


やはり「他利」からだと思います


僕は年始に他人の幸せが自分の幸せと言いました


商売は自分の為でなく他人の為


他人の為というのを間違えて「おせっかい」になってしまうとKYなので


何が他人の為になるのかをまず発見しなければならない


それを発見したならば次に信用を得ねば先に進めません 他利を提供できません


信用を得るには実績が一番効果がある


でもやはり実績を上げるには実績を上げる前の信用を確保しなくてはなりません


信用を得るにはやはり「紹介」なのではと思います


だから今 僕がやらないといけないのは人脈作りです




今日ハッキリとわかった自分へのダメ出し


1.訪問営業の目的を「いま現在自分がやっている職業にマッチした仕事の案件獲得」としていたこと

 お客様の為というのを心底考えていたのではなく上っ面だったことが浮き彫りにされました

 これに気付いたとき自分がいままでやってきたことが非常に恥ずかしかったです 小さいです

 僕は仲介屋であって 仲介の仕事を戴いて結果を残しているだけじゃ いつまでたっても仲介屋のままです

 それだけじゃつまらない 発展できない 他人の様々なニーズに対応できない その前に他人のニーズを把握できない
 
 すなわち他利を増やせない

 何を満たせば感謝されるのか  

 仲介の仕事を下さいっていう営業は今後控えようと思う

 
2.自分には「吸収力」はそこそこあると思うが「消化力」が無いこと

 要するにコミュニケーション能力が乏しいということ

 聞くばっかりじゃだめだ 自らも語っていかないと 語るってことはいままで吸収してきたことを自分なりに消化してなければできない


3.自分には「度胸」と「信用力」が無いこと 

 なにか良いアイデアが浮かんだ時に なんとなく浮かんだままで実行する度胸が無い

 もし実行できたとしても それをもってうまくやっていく為の信用力が備わってない




話は最初に戻りますが


先生はいわゆる高齢者が保有している700兆の資産 特に東京にある内400兆の浮いた資産を


いかに世間の為に循環させていくかを考えていらっしゃいます


お金の循環 幸せの循環




貴重なお話しが聞けて為になった一日でした



人間の知恵は強力なり

そして僕は微弱なり