変な夢を見た
周りを見渡しても地平線しか見えないコンクリートの上に
一点だけ光がさしており
そこに赤ちゃんが転がっている
その赤ちゃんはあきらかに泣きわめいてジタバタしているのだが
声が出ていない
それを発見した僕は
その赤ちゃんを強烈に愛おしく感じ
胸に抱いて走り出す
そして何故かケンドーコバヤシも僕と一緒に走り出す
走り出した先々で数々の見知らぬ女性に出会って会話をしていく
マンションの屋上を駆け抜ける
高架の線路を駆け抜ける
線路の上からはよく夢に出てくる風景のドヤ街を見下ろす
そして最後は実家の近所の聖跡公園で見知らぬ女性と話し
その公園には別の名称が有ることを教えられ
何故その名称が付いたかを教えられたところで目が覚める
その名称は覚えてない・・・
その赤ちゃんは
僕のその時の精神状況を表していたのかも知れない
だから強烈に愛おしく感じたのか
懐かしい風景 そして女性という存在
誰かに何かを伝えたいのに
誰かに自分をわかってもらいたいのに
どれだけ叫ぼうと声が出ず
自由に体をうごかすことも出来ず 相手に伝わらず
強烈な欲望を満たすことができずに
もがき苦しんでいる