Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

アインシュタイン

アインシュタインが住んでいた場所は


大学院の研究所以外の人はほとんど知らなかったそうですが


たまたまその近所にある学校の先生は知っていました


そしてある日 その先生は自分のクラスの算数があまりできない女の子に


「どうしてあなたはきちんと勉強しないのですか あなたの家の隣には算数がよくできるひとがすんでいるというのに」と言ったのです


女の子はもちろん それが誰のことなのか知りません


ですから「なるほど 隣の家のおじいちゃんに聞いて宿題を教えてもらえばいいんだ」


と思って 早速隣の家のチャイムを鳴らしたのです


ドアを開けたら小さな女の子が立っているものですから


アインシュタインも「まあ どうぞ」と家に入れました


すると女の子は「おじいちゃん 学校の先生が隣のおじいちゃんは算数が上手だと言ったのよ だからこれを教えてちょうだい」と頼むのです


アインシュタインはとても忙しいし すでにアメリカの国宝のような存在でしたが


彼女になんのことなく全部教えてあげました


しばらくしてその女の子があまりにも算数ができるようになってきたので


先生が不思議がって「あなたは最近よく算数ができるようになりましたね」というと


女の子は「先生は言ったでしょ あのおじいちゃんに聞いて教えてもらえって」と言うのです



それを聞いた先生は驚いてしまいました


そしてその子の母親に「大変なことになりました 私は別にそういう意味で言ったわけじゃなくて ただ隣にアインシュタイン博士が住んでいることを自分が知っている ということを言いたかっただけなのです」と言いました


これは困ったことになったということで 先生とお母さんはアインシュタインの家に


「大変ご迷惑をお掛けしました」と謝りに行きました


ところがアインシュタイン


「いいえ なんのこともないのです 私は何も教えていません 反対にいろいろなことを教えてもらいました 教えてもらったのは私のほうです」


と言ったのです





謙虚であり 人間ができている人は違う


人間ができているからこそ 子供からもいろいろと学ぶことができる


やれ俺は社長だとか やれ俺は先輩だとか やれ俺は偉いだとか 


そう思っている人間は 下の人間から何かを言われると


生意気なことを言うなとか口走ってしまい 腹をたててしまう醜態をさらす


そんな人間は魅力がなく 成長がストップしていることをさらけ出している


なんとも可愛そうな人だなと つくづく感じる


腹を立ててしまったら何の生産性もない



世の中 下も上も関係ない



教えてくれてありがとう の謙虚な気持ちを持ったほうがいい





そして今日は数ヶ月ぶりに男と会った

いつ会っても面白いアイデアを持ち エネルギーを感じる男だ


僕はいつも「素」で接しているが


今日は一段と「素」をさらけだしてしまった


しかしそんな「素」をさらけだせる仲間というのは


大切にすべき存在だ


男の「素」もさらけだしてくれた


とてもめでたいことだ





謙虚 謙虚 謙虚


これからもますます謙虚に生きていこう