よく 怒ったときに「頭に血がのぼる」
とか言いますけど
嫉妬ですとか執着ですとか 様々な自分の欲望に対して思い通りにいかないとき
すなわち「怒り」を感じたときは
胸のあたりが締め付けられて心臓の鼓動が激しくなりますよね
すなわち心が乱れる
ですから頭に血がのぼるわけではなくて
怒っても意外と頭は冷静なんじゃないかな
「心」って漢字も 心臓の象形文字ですしね
「怒」って漢字にも 心が使われていますしね
人間は「頭」で生きている動物ではなく
「心」で生きているんですよね
では 「心」はどこにあるんですか？ 「心」の住所はどこですか？
心臓を心と呼ぶのですか？ 脳の中にあるんですか？ どこですか？
自分が怒りを感じているとき
あっ 俺はいま怒りを感じているな と冷静に客観視できるようになってきた
客観視できると怒りをコントロールすることができる
ということは 怒っている状態であっても やはり脳は冷静に活動している
ってことは 心の住所は頭ではない
「脳」って漢字には 心は使われていないですしね
脳よりも 心の方が絶大なる力を持っている
心が人間の支配者である
しかし その心の 所在がわからない
全細胞それぞれに心が住んでいるかも知れないが
どの細胞のどの心に話しかければよいのかわからない
自分の心の所在が自分でもわからないから
人はみな 悩んだり 苦しんだりするのだろう
自分のことが自分でわからない ってのもそういった理由からなのかな
人生ってのは 迷宮ですよね
だって 自分のことすらわからないんですから。。。
迷宮だからこそ
自分で「ゴール」すなわち「目標」や「夢」をもつことは重要だ
誰も ゴールの無いマラソンは走らない
さて では自分のゴールはなんなのかと言ったら
究極のところやっぱり私は「穏やかな心」に尽きるのだ
普段の日常生活において 怒りを消すことに力を入れている
しかしそれはとても難しく
まだまだ修行の道は長い
やはり「穏やかな心」というのが私の人生のテーマなのだ
引き続き「怒りのコントロール」の修行に励みます
