今日もお客様に語ってきました。
最初、このお客様ご家族のお母様がこうおっしゃったのです。
母 「私が死んだときの相続は、3人の子供たちで話し合って好きなように決めなさいって言ってあるの」
僕 「お母さん、余計なお世話ですが、それだと残された子供たちは困りますよ」
母 「でも、うちの子供たちはみんな仲が良いのよ」
僕 「僕はたくさんのご家庭の相続争いをたくさん見てきています」
僕 「総じて、資産が少ないご家庭の方が揉めるケースが多く、お子様たちが仲良くとも、だいたい、その(配偶者)が口を挟んできて揉めることが多いのです」
僕 「残された者たちが話し合いをせずに相続が完了できるよう、ちゃんと遺言を残すこと。それが、親が子供に対してしてあげる、最後の思いやりだと私は思ってます」
最後にお母様から「良い話が聞けて良かったわ」と言って戴きました。
これを機に、ちゃんと遺言書を書くそうです。
このお客様とは、今後も末永くお付き合いすることができそうです。
相続の話なんかしちゃいましたが、
お母さん、まだまだ20年、30年、元気で長生きしてくださいね。
お子様たちも、それを願っていることでしょう。