マイケル・ルイスの「フラッシュ・ボーイズ」を読みました。
きっかけは映画で「マネー・ボール」「マネー・ショート」を観て、
マイケル・ルイスに興味を抱いたからです。
彼の作品の中で最も新しいものが「フラッシュ・ボーイズ」だったわけで、
kindleで販売してたし、株取引もやってるし、読んでみました。
不動産業界に身を置く私が常々思っていることは、
「金融業界は、不動産業界よりもたちが悪い」
ということです。
まさにそんな内容の本でした。
一般顧客の無知や無力をいいことに、
プロが暗躍して搾取する。
それがリアルなこの世の中なわけです。
でもどうしたってプロに敵うわけがない。
ですから、来た波に順じて波に乗り、波が引いたら陸に戻る。
そんな感じで、世の中の流れに便乗することが望ましいのかも知れません。
つい先日、自分の中の投資ルールに則り、
マイナス金利のお陰で暴騰したREITが含み益17%になったので、
すべて売却して利益確定しました。
これでよかったのかどうなのかは分かりませんが、
最初に自分で決めたルール、
「含み益15%超えたら利益確定売却」
に従ったわけです。
つまり、波に乗り、1surf楽しんだところで陸に上がったわけです。
プロと闘うのではなく、
ほどほどなところで、
世の中のトレンドという名の波乗りを楽しむまでです。
今後もこのスタイルを貫いていこうと思います。