皆さん、弁護士と向き合って話をしたことがありますか?
弁護士も様々で、全部が全部ではないのですが、
私個人的な見解では、弁護士にはある「共通点」があります。
それは、
「世間話や余談や無駄話をしない」ということ。
営業マンの人は、打ち合わせの際にお客様宅へ訪問したときなど、
まず初めに天気の話とか、今日のニュースの話とか、出されたお茶菓子の「お皿」を褒めたりだとか、
そういった話をすると思うのですが、
弁護士にはそういったことは一切ありません。
訪問し、席に着いた途端、「早速ですが」と言い放ち、
いきなり本題に入ってきます。
余計なボロを出さないためなのか、時間に追われて動いているのか、
その理由は定かではありませんが、
私が接してきた統計上、
多くの弁護士に共通して言えることです。
そして気づいてしまったのです。
自分自身も、そうなってきていると、、、
特に「電話」のときなんかは、
一切余計な話をしなくなってしまいました。
要件だけしゃべる感じ。
相手が世間話を仕掛けてくると、
「時間がもったいないので早く話し終えてほしい」
と思うようになってきてしまったのです。
もちろん、ビジネスの電話の時の話ですよ。
でもそんな癖がついてきてから、ふと、気付いたのです。
話をする際、「結論」と「理由」と「目的」が整理され、
シンプルでスマートで相手にわかりやすい「伝え方」ができてきている、
そんな自分に気づいたのです。
まぁ、私のトーク技術なんて幼稚なものですが、
いままでの自分よりかは、
伝えたいことを明確に相手に伝える技術は磨かれた気がします。