Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

投資判断における注意点

注)個人的見解です
 

 例えば自分が住む為の不動産を買うにあたり、買った理由は「この物件が欲しかったから」で十分です。目的は自分が住む(=消費する)為に買うんですからそこに損得勘定は必要ないと思います。お値打ちが全てではありません。相場より高く買ったとしても、他の人に奪われずそこに住めたというプライスレスな付加価値があります。
 

 一方で、当たり前のことですが投資用として不動産を買うのなら絶対的に損得勘定は必要です。目的が投資だからです。
「不動産投資をしたいから買う」っていうのは、その商品を買った理由にはなってもそれがお金を生むとお世辞でも言えない不動産だったら目的を果たしたとは言えません。投資ってのは、その商品自らがお金を生み出すモノを投資と言います。お金を生み出さなきゃそれは消費です。
 

 不動産に限らず、勤務先の洗脳教育により、投資商品と言えないのに投資商品として売ってしまうという現実。
 騙す者には2種類あり、
・騙すつもりで騙す悪意の者
・騙すつもりないのに結果的に騙しちゃう(単なる間違いも含む)善意の者
とがいると思います。
 

 護身術として、不動産や株式などのあらゆる金融商品営業マンにはこの2種類の営業マンがいるんだと想定しておくと、あなたの身を護る御守りになると思います。
 

 5名に聞いて5名とも同じこと言えば信憑性あるし、5名の内2名しか同じこと言わない案件は少し怪しんで臨むという裏取り戦術もあります。
 

 あなたがどんなに優秀であっても投資行為をするにあたり1名(特にその販売営業マン)だけの意見を聞いて意思決定してしまうのは危険が潜んでいます。