現在のエースパターはいわゆるブレードタイプ(ピンタイプ)。
削り出しのツルツルフェースで打感も良く、タッチが合わせやすいので気に入っているが、ピンタイプだといかんせん打ちたい方向にフェースを合わせるのが自分は下手くそなので、唯一その点に不満を抱いていた。
自分の打ち方は確立しているし、
他に何か良いパターはないかと、
ことある度にショップへ行っては、高級なものから安価なもの、中古のクラシックなもの、などなど、ブランドにはこだわらず、偏見も持たずに様々なネックやカタチのパターを試打してみるという生活を続けてきた。
そんな生活を続けてきた中、自分が「これいいな」と思えるパターの条件が徐々に固まってきた。
・第一に方向を合わせやすいもの
・ブレードタイプ
・クランクネック
・SUS303削り出し
・インサートなし
・ミーリングは深めでも浅めでもツルツルでも良いのだが、打感が硬めの方が感覚的にタッチを合わせやすい
・重め
・ロフト2°(3°もあり)
・座りが良いもの
・色は黒
ざっとこんな感じ。
で、本当はブレードタイプが良いのだけれど、
それだと方向が合わせにくいから、
ブレードの良さを持ちながら方向を合わせやすい「カタチ」はないかなと物色を続けて、やっと答えを見つけた。
それが「ツノ型」。
これは完全に個人的見解なのだが、
ツノ型にも2種類あり、
・ブレードタイプのものにツノを生やしたもの
・ネオマレットをくり抜いてツノ型にしたもの
このように分けられる。
で、自分は、
「上記の条件を満たし、ブレードタイプのものにツノを生やした感じのパター」
を探し続けた。
そして見つけた。
HONMA BERES P303
一瞬で惚れたので買ってしまった。
美しい。
日本刀のように美しい。
匠を感じる。
MADE IN JAPAN
一般的なブレードタイプよりもフェースが短くて、
ツノは生えているんだけどある意味で小顔。
それもまたいい。
このツノ形状と3本の白いサイトラインがアライメントを取りやすい。
ツノが丸っこい感じじゃなく、直線的にシュッとしてる感じもいい。
質感もいい。
黒塗りの感じもいい。
なんかいろいろちょうどいい。
決算セールだったしポイント増し増しキャンペーンやってたし、
新品なのに定価よりも随分お安く手に入った。
パターって出会い。
同じパターでも微妙に個体差があるから1個1個違うものってよく聞くし、
自分が試打したそのパターはある意味1点モノ。
でも、やっぱり現場で使ってみないとこのパターの真の良し悪しはわからないってのが現実。
だからゴルフはお金がかかる笑
グリーン上でどんな活躍をしてくれるのか、
とても楽しみ。