Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

34歳、国内一人旅。15日目。

和倉温泉にて、朝5時に目が覚めた。


天気も良く、清清しい朝だった。


しばらくまどろんでいると、iPhoneが私を呼ぶ。


ダイヤログにて地震の文字が目に飛び込む。


テレビのスイッチを入れ、ニュースをみると、


淡路島にて発生した大規模地震が報道されていた。


能登半島は震度1で、まったく気付かなかった。


深刻な被害も出たとのことで、関西地区の交通機関も麻痺しているという。


一刻も早く地震が立ち去り、


自分は何もできないが、一刻も早く復旧することを願う朝だった。




兎にも角にも、前日に予定した通り、金沢の兼六園へ。


ここでは生まれて初めて「お茶」というものを体験してみた。


と言っても、私は出されたお茶を飲む専門。




美しい庭園を眺め、趣深い茶室で抹茶を一服すると、


心の乱れも調子を整えるような、そんな思いがした。


と思いながらも、そのお茶の席には興味本位でキャッキャしている外人ばかり。


あぁ、自分もこの外人たちと変わらない。もっと日本人らしく、


こういったお茶の席もスマートに振舞える人間になりたいなと、思うのだった。


その後は、加賀百万石、前田利家とマツを御祭神とする、尾山神社を参拝。


その後は茶室ならぬ喫茶店に入り、この旅、今後をどうするか、一人作戦会議。


当初の予定は、この後すぐ、鳥取へ行く予定だが、


鳥取へ行くには、一度大阪へ出ないと行けない。


現在、大阪は地震の影響で交通機関が麻痺し、


駅はパニック状態に陥っている。


さて、どうしよう。


余震は続いているそうだ。また大規模な地震が発生する恐れもある。


隣の福井と富山に何泊かし、もう旅を終えようか、


はたまた予定通り西側へ行き旅を続けるか、、、


山の天気と同じく、地震など、天災をなめてかかるのは危険である。


しかしこんなセリフが頭によぎる。


「じゃぁ、いつ行くの? いまでしょ?」


と。



喫茶店をあとにし、金沢駅へ。


案の定、大阪方面の電車は予定通りの運行はされておらず、、、


? 予定通りではないということは、ストップはしていないということか。


駅員に聞き、確実ではないが、夕方のダイアから復旧の見通しだと聞き、


決心し、今夜の宿を予約。


金沢から米原、京都、新神戸、岡山を経由し、今夜の宿、鳥取県へ。


道中、岡山と鳥取間の山陽本線では、列車が鹿と接触して緊急停止事件もあった。


引き続き、寺や神社を訪れた際には、世界中の心が穏やかで、幸せになりますよう、願いながら、


旅を続けることにした。


鳥取駅に着いたのは、23時だった。



宿は鳥取駅から歩いて10分のところにあり、


テクテク歩いていると、


「マッサージ 全身60分コース 2,980円」の看板が目に飛び込む。


東京では考えられない金額だ。


思えば旅も2週間くらい続けていて、今日の電車の旅も長く、身体も疲れ気味で、


思わず吸い込まれる。


料金はこれがこのあたりの相場なのか?と聞いたところ、


相場よりも少し安いとのことで、


マッサージの腕は大丈夫なのか?と少々疑問を抱きながら横になると、


これはこれは大変お上手で、


あぁ、旅を続けて正解だったと、


この時点ですぐにそう思うのであった。