Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

34歳、国内一人旅。19日目。

朝6時。太鼓の音とともに、朝風呂入りに本館へ。


ゆっくりとした時の流れに身を任せ、


この地にもう一泊する予定だったが、


広島で予定外の一泊があったので、


一路、香川県は高松へ。


まずは第一の目的、うどん。


高松駅でタクシーに乗り、まずは事前に友人に教えてもらったうどん屋を伝え、


走り出す。


タクシードライバーに「香川には何しに来たんだ?」と聞かれ、


空海が死んだ場所には行ったことがあるので、今度は生まれた場所に行ってみたいんだ。


大人の事情が絡んでいない運転手さんガチでおすすめのうどん屋4〜5件食べ歩きながら」


と伝えたところ、荷物を置いたまま私が食べてる間はメーターストップといったシステムでまわってくれて、


一軒目は店まで入ってきてうまい食べ方を教えてくれ、


最後は料金も安くしてくれて、私のこれからの人生も応援してくれた。


ありがとう、名も知らぬタクシードライバー。


それからうどん屋を教えてくれた、旅先で出会った人、友達、感謝。


うどん屋をハシゴするにあたりまず私が考えたことは、


かけ、ぶっかけ、ざる、釜揚げなど、いろいろな食べ方を経験し、


薬味やましてや卵などは一切入れず、


麺と出汁の純粋な味を楽しもうというもの。


そのなかで、高松駅からタクシーで1,000くらいのところにある、


このタクシードライバー推薦の、店名「枡うどん」で食べた、


「ぶっかけの冷」が、私の中でのベストオブ讃岐うどんに輝いた。


やはり、私がいままで食べてきたうどんとは異なり、


例えて言うとゴムのような、


奥歯は使わずに前歯でちぎってあとは飲み込む食べ方ができるコシで、


出汁もとても美味い。


これが本物の讃岐うどんかと、感服した。


不覚にも食べ疲れてしまい、


高松駅徒歩10分のサウナ付きカプセルホテルで寛ぎ、


一夜を過ごす。