Observe

お金、モノ、人間の心とカラダ、自分自身、etc. 森羅万象を見つめる俯瞰的「観察日記」です。

職業に対する誇りはあるが、それに執着してない。

衣・食・住。


テープ、CDなどの音楽がデジタル配信になったり、


紙の本から電子書籍が主流になったり、


遠い将来、


衣は様相を変え、銃に打たれても平気だし温度湿度調整も自動でおこなえるウェットスーツのようなものが主流になるかも知れないし、


食は様相を変え、栄養ドリンクをチューチューしてるだけで健康を維持できるようになるかも知れないし、


文明の発展によって、淘汰されていく職業は今後益々増えて行くと思います。


でもね、文明が発展してCDや紙の本がこの世から消えてなくなったとしても、


「音楽家」や「作家」という職業は、消えてなくならないと思うんだ。


そして「住」。


遠い将来、いろいろな「住」の有り方が生まれるかもしれない。


でも、そこに「地面」がある限り、地球が粉々にならない限り、


「不動産」は無くならないと思うし、「不動産の専門家」は消えてなくならないと思うんだ。


いつの世でも、必要とされる存在だと思うんだ。


ですから、不動産コンサルティング業に身を置く僕は、自分の職業に誇りを持っています。


でもね、僕は職業には執着しません。別に、不動産だけに限りません。


自分が持っている知識や経験を必要として下さる人に対して提供し、それで喜んで下さるのなら、


それが僕の喜びです。


職業なんて、なんだっていいんです。


たまたま不動産が好きで、自分が好きだと思うことを日々行い、日々勉強し、追及する。


それが職業になっちゃっただけである。


つまり、いまの仕事は、趣味の延長です。


だから楽しいんですね。


こうやって楽しく仕事ができていることは、恵まれていることであり、有り難いことであり、


僕を支えて下さる、まわりの人たちのお陰です。


ですから僕は、今日も惜しみなく、自分が持っている智慧を、


大切な人へ注ぐのである。