4月末日。5月分の賃料支払期日です。
店子さまから新型コロナ休業を起因とした売上激減を理由に来月分の賃料が支払えないので賃料減額や支払猶予などのお願いをされ、“そこをなんとか、なんとか”と泣きつかれているのに、それを丁重に断り“契約書通りの債務の履行をお願いします“と回答する業務は、心を鬼にしないとできません。こちらもなんとかしてあげたいのですが、大家に対する有効な政府支援策がないので、なんとかしてあげることができません。賃料半額に！と軽々しく言われても、それはこちらの売上が前月比50％減になるわけですから、死活問題です。精神的に辛い1日となりました。でもそれは私だけでなく、世界中の人々が金銭的にも肉体的にも精神的にも辛い思いをした4月末日。
このまま有効な政府支援策が発せられなければ、5月末日はこんなもんじゃ済まない。経済的死者も出るでしょうし、地獄絵図しか待っていない。心を鬼にした鬼も死ぬ。ポジティブに！と自分に言い聞かせても現実的には限界があり、日を追うごとにネガティブの一途を辿る。
こんな文章書きたくないので、国会には英知を結集してもらい、英断が下ることを切に願います。
