1日1日重ねるごとに
僕のタコメーターの幅は拡がってきているが
ここ最近においてはレッドゾーンに突入しており
そろそろオーバーヒートしそうになっている
食欲も無く
おかげさまでストイックになっているからこそ
通常回転なら平気な些細な事柄に敏感に反応してしまい
僕のキャブレターは何でも吸い込んでしまい
何から何まで混合してしまう状態に陥っている
熱を冷まさなければならないともうひとりの僕が背中を押し
仕事を早く切り上げ チャリンコの旅へ
空冷式のラジエーターだ
まずはこうなったらあえて更に熱を上げきってCOOL DOWNしようと思い
駒沢で肌を焼く
焼き終えたあとは食欲は無いが牛丼を腹に押し流す
腹に米と肉を溜め
身体から脳から全てを冷ますためにツバメのように滑走する
あえてオーバーヒート状態にもっていったため
事故ってもおかしくないようなスピードでノンストップで走る
事故ったっていいやと本気で思い
狂ったようにトゲトゲしく走る
かなり狂っていたが走っていると徐々にCOOL DOWNされてきて
瀬田の交差点を右折
夜中の砧公園へ向かう
誰一人といない森の中で1本の照明の灯りが一人掛けのベンチを照らしている
そこへ座り
澄んだ空気と11月の夜の冷たい風を肌で感じ
深呼吸をして
独りQ&A大会を始める
仕事やプライベートや将来や人生について自問自答を狂ったように繰り返し
紙にペンを走らす
すると冷静に行えるようになった
ハタから見ると完全にクレイジーな人だ
このわけのわからない時間に
わけのわからない場所で
わけのわからない行動に没頭していると
脳が勝手に動き出し 勝手にペンを走らせる
邪念が自然にデトックスされ
心が浄化される
そしてそれが正解かどうかはわからないが
あの複雑な思いや考えたちが何だったんだろうと思えるくらい
今の自分なりのアンサーというのが
至ってシンプルに明確になる
僕は僕であり
他人は他人である
いくら血の繋がった家族でさえ 他人である
血が繋がっていなければ 完全なる他人である
僕は僕であり
世界中の人口分の1 の存在だ
今ここで結論付けた答えが必ずしも全てではない
僕は変化したいし変化をしていくハズ
でも単純に流されたくはない
変化をしてもそれは僕であることには間違いない
批判をされ 共感もされないかも知れないが
僕は僕である
これだけは捨てたくない