このブログを読んで下さってる方々はもうご存知かと思われますが
僕の人生のテーマは 「心 穏やかに」 です
今日 ６０代の日本舞踊師範の女性の方と話しをしていたのですが
こうおっしゃってました
「日本舞踊を習い始め 品格を持ち イライラすることをやめてから 人の心を見抜く力が身についてきた」と
海千山千の人を見抜く力が身についたそうです
この話しを聞いて僕は
自分が醜い心でいると 他人が持っている美しい心までも それを醜い心なのだと錯覚してしまう状態に陥る
しかし 自分が美しい心でいると 他人の醜い心と美しい心を シンプルに分けて気付くことができる
要するに
他人を疑ってかかると 何が真実なのか気付かなくなり 迷路に嵌ってしまう
ということではないかと理論付ました
美しい心には 駆け引きなんか通用しない
僕と師範は 今日で会うのが３回目
いま ある取引の成立を目的に 僕の依頼人からの少々厳しい条件を提示し 交渉中の立場にあります
最後に師範に笑いながらこう言われました
「わたし あなたみたいな人と交渉するのが一番苦手なの いつもニコニコ接してくるから 何を考えてるかわからない」と
これは 営業マンとしての僕に対し お褒めの言葉を戴いたと勝手ながら受け止めました
まだお会いするのは３回目 そして僕は不動産屋
僕に対して警戒して当然な状況です
≪おや？ 警戒しているのに なんだかこの男は警戒する必要がないかも？≫
と思ってくれたからこその発言かな？と受け止めました
別れ際に
「実はうちもアパート持ってて 空いたらお願いね」とも言ってくれました
僕と師範はまだまだ交渉中で 傍から見ると対立しているような関係
でも今日 心と心の関係では仲良くなれた気がします
やっぱり交渉力って そこに優劣をつけるとしたら
「シンプルで美しい心が勝る」
そう思ってます
