〈不動産譲渡所得税の注意点〉
*2021(令和3)年3月2日現在の情報です*
現在確定申告シーズン。
私もe-Taxにて確定申告をし、即日クレカ払いで納付完了しました。
今回は(10年以上居住した)自宅を売却したので”不動産の譲渡所得税”もありました。
おかげさまで買った時よりも高く売れ、経費を控除しても譲渡益が出ました。
自宅でかつ10年以上住んだので
・居住用財産の3,000万円特別控除
・10年超所有軽減税率
といった特例を使えたのですが、この特例は使わずに、しっかり譲渡所得税を納めました。
理由は、これから3年以内に家を買う可能性があり、その際に”住宅ローン控除”を使った方が、今回の譲渡所得税で特例を使うよりもお得であると算段したからです。
皆様も十分お気を付け下さい。
「3,000万円控除、10超税率軽減」と「住宅ローン控除」は3年間は併用できません。
自宅を売却した際に3,000万円控除を使ってしまったら、3年以内に自宅を買った場合は住宅ローン控除は(全期間)適用されないんです。
*3年の数え方も注意*
・売った時の譲渡所得税額
・住宅ローン借入見込額での減税額
これらを算出してどちらの特例を適用したほうが自分にとってお得なのか算段した上で確定申告することを推奨します。
詳しくはタックスアンサーをご覧下さい。
e-Taxで申告する場合、特例が適用できる条件に該当する場合はその特例を使う前提でページがどんどん進んでいきますので、最終的に”適用チェックを外す”必要があります。
ご注意を!